AKG K240 STUDIO 平衡化改造用ケーブルを作る

Audio/Visual
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K240 STUDIO用平衡ケーブルが硬い

AKG K240 STUDIOを平衡化改造しましたが、取り回ししにくいことが気になっていました。
S-MVVS(7/0.12×4C)の柔軟タイプマイクケーブルを使用しましたが、正直使いづらい・・・。

  • ヘッドホン用としてはやや硬く、反発するので使っていて不便
  • シースが厚いためかケーブル自体が少々重く、軽いK240sに使うと左側が重い

ということで、新しく作ることにしました。

改造

ケーブル選定

オーディオ用以外でも探してみたところ、こういう用途にぴったりなケーブルがありました。
ロボットケーブルです。
本来はオーディオ用ではなく、ロボットとか動くものの信号用ですが、下記ようなの特徴があります。

  • 細くて強い
  • しなやかで可とう性に優れ、低反発
  • 曲げに対する耐久性が高い

ヘッドホン用のケーブルは結構絡まったり捻れたりします。
ロボットケーブルは、最初から何度も曲げたりするような用途が想定されています。

以前、ターンテーブルに物を載せて動き回る用途に使ったことがあります。
何度も曲げたり絡まっても変な巻き癖がつかず、非常に取り回しが良いケーブルです。
ケーブル自体がぐにゃぐにゃで反発が非常に少ないため、今回の用途にもぴったりじゃないかと思います。


協和ハーモネット扱いの 3m、5m 品が入手容易で、シールドの有無が選択できます。
シールドのないAWG28の4Cタイプ(KRT AWG28×4C)は仕上がり外径が2.7mmで、千石電商、共立エレショップ、マルツ等で店頭も含め標準在庫です。
3m で買った場合でもメートル単価 150円前後なので、そう無茶苦茶高くもない感じです。
最近行っていませんのでまだあるか不明ですが、共立だとシリコンハウスでは切り売りもありました。

シールドタイプの型番は、KRT-SW AWG28×4C で、仕上がり外径は 3.3mmです。
シールドタイプは共立エレショップ、マルツは標準在庫ですが、千石電商は取寄せになります。
今回は、シールドのないタイプを使用しました。


ツイストした 藤倉電線の UL1007 AWG24 と較べても遜色ない細さですが、しなやかさでは今回のロボットケーブルの方が断然上です。
また、前回使った S-MVVS は、コンタクトに半田づけした時の熱ですぐ芯線の被覆が縮んだり溶けかかったりしましたが、このケーブルは少々のことで溶けたりしません。

電線材質はあまり気にしたことがないのですが、無酸素銅系のようです。
被覆はポリウレタンとかビニル系とか、溶けにくさや扱いやすさを重視しますが・・・。
細いので電流容量自体はさほどありませんが、ヘッドホン程度であれば問題ないでしょう。

コネクタ選定


前回、K240 STUDIO本体側を改造した時は ITT のものを使いましたが、今回はREANのミニキャノンコネクタを使いました。
REAN は、RCAコネクタ NYS373 を愛用しています。
Neutrik の別ブランド、というか廉価版のような位置づけですが、作りやすさは本家譲りです。
仕上がりは Neutrik に及ばないものの安価なのが良いです。


REAN のミニキャノンは初めてですが、大体 Neutrik のキャノンコネクタをそのまま縮小したような感じです。

キャノンコネクタは、いつもの Neutrik を使います。

組み立て


ミニキャノンの方は、サイズが小さいだけでキャノンと同じです。


チャックを取り付けたところ。
Neutrikの普通のキャノンコネクタと同じです。


アンプ側はキャノンコネクタですが、ケーブルが細すぎてチャックが十分クランプできません。
プラスチック部品ですが、チャックの効果は絶大で引っ張りに対する耐性ができるので、ぜひ使いたいところです。


ケーブルが細過ぎてチャックが機能しないので、インシュロックを付けてがっちりクランプされるようにしました。

完成


完成したケーブル。
しなやかで軽く、使い勝手はバッチリです。
従来のケーブルでは、反発してこんなに綺麗に丸められません。


こんなにくちゃくちゃにしたり、縛っても伸ばせばすぐ元に戻ります。

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