AKG K701を平衡化改造する

Audio/Visual
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はじめに

今回は、改造例が多い AKG k701を平衡化改造します。
購入時期的に澪ホンと被るので、狙ったと思われそうですが、実は持ってます。
k701は、L/RのGNDが分離されているため、容易に平衡化改造できることが有名ですね。

改造


オリジナル状態では、ケーブル直付けです。
AKG K701 は、プラグこそ普通の TRS で不平衡ですが、ケーブル自体はカッドケーブルになっています。
ケーブルを切って、5ピンキャノンを付ければ平衡化できるので、結構改造例があるようです。


平衡化改造には不要なので、切断します。


外皮を剥きます。
カナレ L-4E6Sやモガミ 2534のようなマイクケーブル同様に、より糸で補強されています。


糸は不要なので切断します。
信号線(赤黒黄白)それぞれにもナイロン紐みたいのが織り込んであり、ちょっと驚きました。
残っているとハンダをはじいてしまうので、取り除きます。


色と位相は、サービスマニュアルで確認できます。


AKG K240sのときと同じように、5ピンキャノンを付ければ完了です。


完成です。

k701 レビュー

ザラついた感じがなく上まで良く伸びるのが特徴です。
ただし、バランスが大分逆ピラミッドのような感じで、高音域が特に強いです。
個人的にはもうちょっと上が抑え気味の方が好きですね。

AKG k701は、その音と装着感は結構好みが分かれるのではないかと思います。

AKG好きなので、K240 STUDIO、K271 STUDIO mkIIを所有しています。
K271 STUDIO mkIIは密閉、K240 STUDIOはセミオープンのためそれぞれ使用感は全く違います。

雑に言うと、K271系は

  • 意外と帯域は広いがやや細身で、中~高音域に特徴がある
  • スピーカで言うと、YAMAHA NS-10Mみたいな感じ

K240S系は、

  • 特性の割にナローに感じ、低~中音域に特徴がある
  • スピーカで言うと、JBL J216Proみたいな感じ
  • 本当の重低音は、実はK271系の方が出る

密閉とセミオープンでは、音の傾向だけでなく蒸れや使用感が違うのは当たり前ですが。
個人使用でレコーディングなどをするわけではないため、極論使用感が合えばどちらでも良いのです。
しかし、そうは問屋が卸さないところで、使用感や音がGoodなら何本もいらないのですが、どちらも完全ではありません。

K240 STUDIOのようにオープン系独特の気持ちよさで、音は中間くらいのバランスの良い音が欲しい。
ちょうど平衡化改造にも便利な、k701に白羽の矢を立てたのが正直なところです。

k701は、下記のように感じます。

  • 中高音域に特徴があり、高音域が強い割に「サ行の刺さり」のような痛さはない
  • ハマる曲では爽快感が良く、抜けや音場の広がりの良さは特筆できる
  • 高音域は出過ぎで、常用したら耳が悪くなりそうにも感じる
  • スピーカで例えると、Victor SX-500 DOLCE系のような感じ (同じVictorでもSX-3とは逆)
  • 装着時のホールド感は、締めすぎず爽快だがバンドのコブが痛い

悪いものではありませんが、個人的な好みでは1本で何でも来い!とは言えないかな。
また流浪の民になりそうです・・・。

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