神プリンタ OKI C332dnw, NEC PR-L5800C比較レビュー

周辺機器
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はじめに

LEDプリンタのすすめ

インクジェットプリンタではなく、レーザプリンタやLEDプリンタを選択する方もいると思います。
家庭用として導入するにも安価でスペックが良いものが出てきていますが、似たような価格帯で迷いがちなのが OKI C332dnw、NEC PR-L5800Cだと思います。

たまたま2台プリンタを更新することになり、両方自腹で買って試して比較した結果のレビューです。
もうすぐ年賀状の時期もやってきますし、似たような悩みを抱えている方に参考になれば。
結構迷うところですが、個人的には家庭用、業務用ともにOKI C332dnwを推します。

なぜLEDプリンタなのか

インクジェットプリンタのデメリット

個人的には、インクジェットプリンタにはフチなし印刷以外のメリットを見出せません。
インクジェットプリンタのデメリットは、

  • 電源を入れるたびにクリーニングでインクが大量消費される
  • 印刷しようにも、意外と印刷開始までが長くインクが消費される
  • ノズル詰まりがあるとクリーニングで大量のインクを消費していく
  • ノズル詰まりは解消しないこともある
  • どこかのインクが切れていると印刷できない
  • 印刷が遅い
  • 紙がシワになる
  • 水やマーカに濡れると印刷が滲んだり流れる
  • 長期使わないことがあると、インク詰まりが発生しやすい

スキャナ、コピー付きの複合機でも5000円くらいで買えますから安価に感じますが、トータルのランニングコストは非常に高いです。
肝心な時に使えずにイライラすることも多いと思います。

そもそも印刷に支障があったり印刷できないことは最大のデメリットで、印刷できないプリンタはただの箱です。

LEDプリンタのメリット

何といっても、レーザプリンタ同等の印刷品質が得られることです。
いつでも印刷できることもポイントで、一年以上放置しても何事もなく印刷できます。

  • とにかく高速
  • 印刷品質が高く安定しており、紙をほとんど選ばない
  • インクのように滲みがないので、細い文字や図面類の先鋭性が良い
  • 水に濡れても印刷内容が流れない
  • 使いたいときにすぐ印刷でき、無駄にトナーを使わない
  • ランニングコストが安い
  • レーザプリンタと比較して、ポリゴンミラーなど可動部が少なく静か
  • 業務用途を想定されているので頑丈で壊れにくい

古いレーザプリンタだと、ウォームアップの時間が長いために電源投入後の印刷開始までが長かったですが、最近は低温で定着するトナーになっており、ヒータの立ち上がりも早いです。
インクジェットプリンタが印刷前にクリーニングしている時間の方が長いくらいです。

インクジェットプリンタだと、テキストは早いけど画像が来ると遅いとかがあります。
LEDプリンタでは、最近はタンデム方式ばかりになってきたので、プリンタの処理能力が不足しなければ、印刷内容によって速度がそんなに変わりません。

LEDプリンタのデメリット

ごく普通の一般家庭が引っかかるところは、大きさと消費電力です。

  • でかい
  • 重い
  • ファンの音が大きい
  • 消費電力が大きい

LEDプリンタとレーザプリンタは似ていますが、要は半導体レーザを使わずに光源をLEDにしたものがLEDプリンタです。
レーザプリンタ独特の甲高いモータ音は、レーザを走査するポリゴンミラーです。
LEDプリンタでは、固定されたLEDアレイを使うので従来のレーザプリンタより静かになっています。
それでもそれなりに音は出ます。

とはいえ、安定して印刷できるのに比べたら些細なものです。逸般の誤家庭であれば。

機種選定

方針

選定するうえで絞り込んでみると、意外と選択肢は少ないです。

  • LEDヘッドを自社生産していること
  • 複合機は対象外
  • ランニングコストを含めて安い

心臓部のLEDヘッドは、自社生産しているところがいいです。
もしLEDヘッドを外から買っている場合は、どうしても心臓部のコストが高くなるため、製品価格を安くしようとすると消耗品のトナーで稼がないといけません。
トナーまでプリンタメーカが作ってるとは思えませんから、余計高くなるはず。
自社生産だと、最先端の部品を早く使えるのも、量産中にトラブルが起きてもすぐ対処できるのもいいところです。

また、LEDプリンタはそもそも大きく重いです。
スキャナが付くと移動に苦労するのが目に見えていますので、複合機は外しました。

候補一覧

メーカBrotherOKINEC
品番HL-L3230CDWC332dnwPR-L5800C
実売¥23,000¥30,000¥24,000
保証期間1年5年
消耗品提供(※)
1年
初期トナー枚数10002000800
主な仕様方式焼付方式LED乾式電子写真方式 (タンデム方式)
トナー非公開重合Super EA-Eco
(重合)
印刷速度カラー24枚/8枚
(両面/片面)
26枚/14枚
(両面/片面)
23枚/16枚
(両面/片面)
モノクロ24枚/8枚
(両面/片面)
30枚/16枚
(両面/片面)
23枚/16枚
(両面/片面)
最大解像度600×2400dpi600×1200dpi
600×600dpi (多諧調)
1,200×2,400dpi
諧調非公開各色256階調各色256階調
CPUMain: 800MHz
Sub: 133MHz
ARM Processor
667MHz
ARM Many core ASIC
733MHz
RAM256MB1GB512MB
印刷言語
(エミュレーション含む)
PCL6PostScript3
PCL6(PCLXL)
PCL5c
XPS
IBM5577
PDF
PCL6
PCL5
PDF
I/FUSBHi-Speed USB2.0Hi-Speed USB2.0Hi-Speed USB2.0
Ethernet100Base-TX
10Base-T
1000BASE-T
100BASE-TX
10BASE-T
1000BASE-T
100BASE-TX
10BASE-T
Wi-FiIEEE802.11 b/g/nIEEE802.11 a/b/g/nIEEE802.11 b/g/n
寿命約10万枚/5年間約30万枚/5年間約10万枚/5年間
用紙サイズ定型A4A4A4
カスタム幅76.2~216mm
長さ116~355.6mm
(手差し)
幅64〜216mm
長さ127〜1321mm
(手差し)
幅76.2mm~215.9mm
長さ148mm~355.6mm
(標準)
印刷精度像欠け幅非公開6.35mm4.1mm
書き出し位置非公開±2mm非公開
用紙の斜行非公開±1mm/100mm非公開
画像伸縮非公開±1mm/100mm
(82g/m2 の場合)
非公開
坪量給紙トレイ60-163g/m264~176g/m260~220g/m2
手差し60-163g/m264~220g/m260~220g/m2
両面非公開64~176g/m264~176 g/m2
トレイ給紙給紙トレイ, 手差し給紙トレイ, 手差し給紙トレイ, 手差し
排紙天面, 背面天面, 背面天面
給紙枚数給紙トレイ250
(官製はがき30枚)
280250
(官製はがき100枚)
手差し1110
(官製はがき40枚)
50
(官製はがき20枚)
排紙枚数天面150150150
背面1110
機能自動両面印刷△ (A4のみ)
黒トナーのみで印刷
IPv6
外形寸法W410×D461×H252W410×D504×H242W420×D481×H347
質量18.1kg22kg24.1kg
消耗品トナー単位4色独立4色独立4色独立
枚数(K)300050002000
枚数(CMY)230050002000
ドラム単位4色独立4色一体4色独立
枚数(CMYK)180002000050000
補足トナー付 (1000枚)
稼働音印刷時(AVG.)6.19B/47dB (モノクロ)
6.29B/47dB (カラー)
54dB6.8B/51.6dB
待機時非公開37dB4.3B/27.8dB
消費電力印刷時(AVG.)430W540W323W
Peak1000W1170W1200W
待機時75W90W44W

※さすがにトナーとドラムは対象外ですが、定着器やベルトユニット寿命が来たら、保証期間中はもらえます。

スペック検討

比較すると、それぞれのスタンスが見えてきます。
細部まで真面目に作ってあるものはOKIで、次いでNEC、手抜き感があるのはBrotherですね。

Brother HL-L3230CDW

Brotherは使ったことがあるのですが、全体的に性能が良くありません。
店頭で印刷サンプルも見てみましたが、従来の機種と同じ傾向でした。
印刷品質は、写真などではなくオフィス文書やホームページの印刷レベルでも気になります。
デザインやサイズ感以外は魅力的なのですが、印刷品質が平均点以下で仕様がイマイチなので個人的には対象外です。

  • 自動両面印刷はA4のみで、他のサイズは片面印刷しかできない
  • 手差しが本当に手差しで、1枚ずつしかセットできない
  • 背面排紙も1枚だけ
  • 両面印刷になると遅くなる
  • ハードウェア的に性能が低く、Ethernetが100Mbps止まりでRAM容量が少ないため、画像などが入ると処理が遅くなる
  • 定着が悪く、普通紙に印刷してこすると指に付く
  • 筋ムラが結構ある
  • 根本的にトナーの色味がくすんでいて色味が悪い
  • ランニングコストが高い

OKI C332dnw

家電店などではほぼ置いてないので、マニアックではありますが凄く真面目に作っています。
個人でもサンプル印刷を送ってもらえますが、印刷品質、特に精細感やベタ塗りの均一性は飛びぬけて良いです。

  • 高速
  • 精細感、細い線の安定性、むらの少なさなど印刷品質が高い
  • 定着性能が一番高い
  • 用紙の制約がほとんどない
  • 給紙は前面給紙/トレイの2種類、排紙は天面/背面の2種類で自由度が高い
  • 前面給紙~背面排紙のストレート搬送ができるので、はがきやラベル紙が反らない
  • 紙送り精度が高く、カタログスペックで搬送精度や紙の傾きまで規定
  • ハードウェアの性能が高く、豊富なI/FとRAM 1GB
  • エミュレーションだが、Postscript対応
  • 保証期間が長く、一部消耗品は保証期間中に無償提供される
  • トナー印刷枚数が多く、ランニングコストが飛びぬけて安い

NEC PR-L5800C

NECの自社製ではなく、厳密にはXeroxのOEMです。
元々、NECはPR-L5600CシリーズやPR-L5700Cシリーズで1万円以下~1.3万円くらいで激安でした。
ちょっと値段は上がってしまいましたが、Xerox系の印刷品質が得られます。

  • 両面印刷で速度が落ちにくい
  • 背は高いが比較的小型
  • 解像度が1200dpiで一つ抜けている
  • 精細感や細い線の安定性は、OKIと同等かやや落ちる
  • ややトナー色が薄く感じるが、むらは少ない
  • 定着性能は普通だが、困るケースはなさそう
  • 給紙は前面/トレイの2種類だが、排紙は天面のみ
  • 液晶が大きく視認性が良い
  • ドラム寿命が5万枚で飛び抜けて長いが、高価なためドラム損傷がリスク
  • ランニングコストはBrotherとあまり変わらない

コスト検討



本体価格、トナー、ドラムのトータルコストを計算しました。
1万枚以下では本体価格が支配的ですが、1万枚を超えるとほぼ収束します。
Brother、NECはほぼ同じくらい、OKIは前者に比べるとお安いです。

コストだけを見るなら、

  • 純正用品を使用した際は、OKIなら2/3程度
  • 互換トナーを使用した場合は、OKIならほぼ半額
  • Brother/NECは純正、互換ともにほぼ同等

Brotherは、トナーや本体は一見安そうに見えますが実コストは一番高いですね。
OKIは本体やトナーは高く見えますが、枚数の大小に関わらずトータルでは一番良いです。

一般家庭では5万枚以上はそこまでないと思いますので、5万枚以上は書いていません。
もし5年以内に5万枚を超える場合はOKI一択です。
各社5万枚でベルトユニットや定着器などが交換時期になりますが、OKIの場合はベルトユニット、定着器などの消耗品が5年保証に含まれており無償提供されます。

計算条件は下記の通り。

気を付けないといけないのはドラムです。
NEC PR-L5800Cは、ドラムが長寿命の代わりに高価なため、想定外にドラム交換が発生するとランニングコストが高くなる可能性があります。
粗悪な互換トナーでハズレを引くだけでなく、ラベル紙の糊が付着したり、紙詰まりなどでドラムに傷を付けるケースはあり得ます。

どれが良いか

結論

個人的には、OKI C332dnwが一番良いと思います。
5年保証(純正用品が条件)で長く安心でき、実コストが一番安いのに性能は折り紙付き。
純正トナーを使いながら、Brother、NECに互換トナーを使う場合とほぼ同等です。
トナーやドラムなどの使用枚数と価格のバランスが良く、かつ良心的な値段なのも良い。
OKIは印刷品質が高いので、OKIには保証期間問わず純正トナーを使おうと思っています。

もし純正トナー以外を使うつもりがないのであれば、Brother、NECはランニングコストが高いため選定する意味がありません。

(次点) とにかくトータルコストを下げたい場合など

メーカ保証を捨ててでも最初から互換トナーを使用して、とにかくトータルコストを下げたい場合は難しいです。
回し者ではないのですが、トータルバランスではOKIが一番良いように思えます。

互換トナーはドラム破損リスクがあります。
長寿命かつ高価なNECよりも、OKI、Brotherの方が万一のドラム交換を考えると良さそうですが、Brotherは元々定着が悪いため、互換トナーでは定着不良になりやすい印象です。
OKIは定着能力が高く、設定で定着温度なども変更できます。

唯一1200dpiのNECを選択するのであれば、信頼できそうな互換トナーか、互換トナー起因でドラム破損した場合に互換トナー販売店で保証してもらえるのであれば検討の余地があります。

Brotherに恨みはありませんが、OKI、NEC(Xerox)に比べると印刷性能の低さは如何ともしがたく、手差しトレイの仕様や印刷速度などのスペックも考えると、純正、互換トナーともに選択する意味が見出せませんでした。

外観比較

OKI C332dnw


2色でメリハリの利いたデザインです。
スペックの割に、意外と高さは抑えられています。


Ethernetケーブルのガードが付いています。


ふたを閉めるとこの通り。


排紙トレイ側。


排紙トレイを開いたところ。
開くだけでこちら側に排出されるようになるので、設定は不要です。


手差しのマルチパーパストレイ。
凝った作りで、ローラが下がってくるのではなく、トレイ側がローラに押し付ける作りです。
トレイ下に押しばねが入っており、用紙をセットした後で青いボタンを押すと押し付けられます。


KCMYの順にトナー、ドラムが並んでおり、一番奥が定着器でわかりやすいです。
両サイドの青い取っ手を引くと、バスケットのようにドラムごと外れてきます。
天板側に付いているのがLEDヘッド。

高さが抑えられている代わりに奥行きが大きいですが、ふたを跳ね上げれば、紙詰まりやトナー/ドラム/定着期の交換、LEDヘッド清掃などほぼ全てのメンテナンスができます。
Xerox系と比べると点検や清掃は容易で、シンプルなので信頼性も高そう。


天板でもわかりますが、外殻がプラスチックなだけで内部の構造部材はほぼ鉄です。
そこら中補強が入っており、ばねやシャフトなどもゴッツイ。
樹脂材を使っているところも不安なところは感じません。
真面目に作ってあり、信頼性が高そうで好みです。


液晶は2行カタカナ/英数字で小さめですが、必要十分な情報は把握可能です。
バックライトが青色LEDなのは個人的にマイナス。
ボタンの感触は不安を全く感じません。

NEC PR-L5800C


正方形に近く、奥行きはコンパクトですが高さがあります。
定着器は裏側、LEDヘッド清掃やドラムなどの交換は右側面のフタを完全に開かないといけませんが、意外と周辺スペースが必要です。
トナーは全面フタを開くと交換できます。
LEDヘッド清掃は、ヘッドが直接見えないのでクリーニング棒を穴に抜き差しするタイプです。

OKIと比べると、メンテナンス箇所があっちこっちにあります。
壁側にぴったり設置してしまうと、紙詰まりのときに泣きをみます。


手差しトレイ。
Xerox系だけあってトレイのスライド部分は滑らかです。


操作部分まわり。
ボタンの感触はちょっとペコペコしており若干不安はあります。


液晶はドットマトリクスで日本語表示できるので見やすい。

印刷品質比較

精細感

細かい線の再現具合は、素の状態では互角です。
ドライバで細線の補正をONにすると結果は変わると思いますが。

OKI C332dnw
NEC PR-L5800C

官製はがきの反り


上から順に下記の印刷結果です。

  • OKI C332dnw 給紙トレイ⇒天面排紙
  • OKI C332dnw マルチパーパストレイ(手差し)⇒背面排紙のストレート搬送
  • NEC PR-L5800C 手差し⇒天面排紙

OKIの場合は、ストレート搬送ではほぼ反りは感じず優秀です。
タックシールなどのラベル紙も全く反りません。
天面排紙の場合は、普通のレーザプリンタと同等に反ります。

NECは、構造の割に反りが異様に少なく、OKIに次ぐ結果です。
前モデルのPR-L5700Cは結構反るらしいので、Super EA-Ecoトナーが効いているような感じ。
印刷後の紙を触る限り定着温度が結構低そうです。
本体は正方形に近いですが、搬送経路のRを取るために大きくなっているのかもしれません。

なお、普通紙では両社とも反りはわかりません。

色再現

LEDプリンタは写真は苦手で、写真画質を求めると銀塩写真に勝るものはありません。
とはいえ、WEBページや取扱説明書、カタログなどの印刷で写真やイラストはあると思います。
普通紙に印刷して離れて見るとインクジェットプリンタより綺麗です。


上がNEC、下がOKIで、2枚並べてカメラ撮影したものです。
Photoshopで印刷し、Photoshop側でカラーマッチング。
ドライバ設定は最高画質相当で、スムージング系のオプションのみON。
トナーは純正品です。

OKI C332dnwNEC PR-L5800C

元データに忠実なのはOKIで、NECは彩度/濃度の高いところの再現性が悪くベッタリ潰れています。
ただし、中間調のディザ具合が異なるため、見た目の印象は結構異なります。

  • OKIは、昔ながらのディザのため、精細感はありますが間近で見ると荒っぽい感じ
  • NECは、誤差拡散と組み合わせているのかスムーズだが、やや眠く精細感が低い

間近で見ると、中間調の繋がりがなめらかなNECが綺麗に感じますが、全体的に眺めた時の印象が良いのはOKIです。

画質

紙色があるため若干色が転んでいますが、EPSON GT-X820で同条件でスキャンしたものです。
クリックで拡大できます。

オリジナルOKI C332dnwNEC PR-L5800C

所感

インクジェットプリンタの思い出

EPSON MJ-810CのPM-700C、Canon BJ-F300、hp Deskjet 955C、Canon iP7100から、家族用ではCanon iP4100、MG3230まで使ってきました。
インクジェットプリンタは、個人的にはCanon iP4100あたりの世代が完成形だと思っています。

  • 全色独立で無駄がない
  • 黒が顔料インクでテキストの滲みや湿気耐性向上
  • 全面給紙+背面手差しのナイスな操作性
  • 自動両面印刷
  • ヘッドがユーザ交換でき、ほとんど自分で対処できる
  • インクカートリッジは透明でわかりやすい
  • インクタンクにICチップなどがなく、ランニングコストが安い

後は、ひたすらコストダウンとインクで稼ぐビジネスの激化で、本体も使い捨てレベルの作りなのが現状と感じています。

インクジェットプリンタのトラブルが多かったため、互換インクは使いませんでしたが、日経エレクトロニクスのColorioの開発を見ると、やはり設計上の問題を抱えていた時期もあったようです。
品質が追い付いていないこともあったと感じます。

OKI C332dnwの印象

個人的には、理想的なプリンタと言えます。

必要なところは抜かずに、使い勝手や基本性能を真面目に作ってあります。
上位機種から露骨に機能・性能を抜くこともなく、むしろ基本性能は相当高いレベルです。
企業なりにコストダウンはしていると思いますが、単純に抜くのではなく設計の良さで安くできている印象を受けます。

最近のプリンタの中でも消耗品商法がほぼなく、性能が良いのに本体価格や消耗品が適正価格で素晴らしいです。
インクジェットプリンタが忘れてしまった良心を感じます。
うちは逸版の誤家庭ですが、仕事で大量に使う用途でもいいと思います。

ドライバ、取扱説明書、設定項目を見ると、ある程度知っている人向けで他社ではなかなか触れないような設定なんかも埋もれています。
良心的な価格で基本性能が相当高いのに全くアピールしておらず、いかにも設計者的な不器用なところもニクイ。

惜しむらくは、OKIのプリンタの知名度が多分低く、大半の人が土俵に上がらないであろうことです。
理系ならOKI(正確には沖データ)は当然知っていますが、普通の人はATMすら知らないでしょうし、下手すると名前すら知らない人もいるような気がします。
こんなにいいプリンタを作っているとどれだけの人が知っているのか・・・。

OKIのプリンタはお勧めです。

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