タグ管理式のナイスな画像管理ソフト Eagle

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タグで画像を整理したい


画像を収集しだして10年以上になりますが、雑多な画像の整理がずっと課題でした。
デジカメで撮った写真やフィルムスキャンした写真は、Lightroomで整理できています。
問題なのは、PCのスクリーンショット、ネットで見つけたり、気になってスキャンした画像類です。

  • 懐かし系、ネタ系の画像
  • 壁紙類
  • ニュース
  • ベンチマークや気になったPCパーツ
  • カッコいい、デザインの参考にしたい電子機器類やカタログ

雑多な画像をデジカメ写真と一緒にするとぐちゃぐちゃになるので、写真とは別に管理しています。

これらの整理の難しさは、写真と違って日付で分ける必要がなく、かつ単純なフォルダ分けでは難しいです。
例えば、どのフォルダに入れるか悩みが出てきます。

  • アニメ名でフォルダ分けしている時に、違うアニメとコラボしているものが出てくる
  • シチュエーションや属性でフォルダ分けすると、複数に重複したものが出てくる

さらに、ドキュメント系のファイルと比べてファイル名の重要性が低いことです。

  • 元々ファイル名がimg0000.jpgとか、01.jpgみたいな連番で度々重複する
  • 保存するときに適当な名前を付けてしまった (a.jpg、aaaaa.jpgとか)

ファイル名が被っていると、画像自体が重複しているのか、名前が同じ別ファイルなのか確認しながら振り分けないといけません。
とはいえ、後から探すこともあるのである程度の検索性は欲しい。
そうすると、タグで画像を管理するしかありません。

ソフトの選定

所望の機能・仕様

元々は、at_pictureを使っていました。
タグ方式の画像整理ソフトの先駆けで、管理方法自体は理想に近いのですが、
大量の画像を整理するには操作性が悪く、DBの肥大化で重くなりすぎてやめてしまいました。

ソフト探しにあたって、だいたいのイメージはこんな感じ。

  • タグで画像が整理できること
  • タグのAND検索ができること
  • タグなしを検索できること (一気にタグを付けず、後でタグが付けやすい)
  • 参照読み出しではなく、DBで指定したディレクトリにコピーすること
  • ファイル名を意識せず管理できること
  • ファイル名の重複を意識しないが、元ファイル名は復元できること
  • ファイル名でソートできること
  • 複数のDBを持つことができること
  • 動作が軽快であること
  • IPTCタグは読み込まない設定があること
  • 同一画像の重複検出ができるとうれしい (WANT)
  • フリーソフトか、有償でも安価であること

ファイル名関連が無理難題です。

雑多な画像類は、基本的にはファイル名は重要ではないものが大半です。
しかし、連番のファイル名通りにソートしたり、元ファイルの連番構成を維持したままコピーしたいケースもあり得ます。写真集なんかを思い浮かべるとわかりやすい。
ファイル名を意識しなくても良いものを求めつつ、ファイル名は内部では保持して欲しいのです。

ビューワ系

フォルダ整理ができる前提ならビューワ系ですが、タグ整理機能がオマケに近いものが多いです。
また、関連付けで開いたときなど、意図せずDBに追加されると都合が悪いです。
候補はこんな感じ。

  • XnView MP
  • FastStone Image Viewer
  • ACDSee (有償)

XnView MP


よくあるフリーのビューワですが、DBが複数に分けられてIPTCタグにも対応しています。


ただし、IPTCタグ付きの画像を持ってくると意図しないタグが付与されたままになってしまいます。
ビューワとして使うならいいけど、タグ整理ではなんか違う。

FastStone Image Viewer


動作は軽快だが、ファイル管理ではエクスプローラと大差なし。
タグ付与はできるものの、ツールバーのメニューから辿るなど、タグ付けはおまけに近い。
却下。

ACDSee

以前、Ver.6~Ver.7あたりで愛用しており、超高速ビューワとして有名でした。
DBがよく壊れるイメージもあるのですが・・・。
久しぶりに買ってみようかと試用してみたところ、Lightroomみたいな方向に向かいつつあり、かつての速度はなくなっていました。
DB化対象ディレクトリがNOTしかできないこと、関連付けで開いたりした時にDBに追加されるため、これも違う気がします。

タグ整理方式の画像整理ソフト

at_pictureみたいなものを探したら、少ないながらもありました。

  • Tiat
  • Eagle (有償)

Tiat


知りませんでしたが、タグベースの画像整理ソフトのようです。
期待大で触ってみると、なんか違う・・・
シンプルな見た目で、一見直感で使えそうに見えるのですが使いづらい。
機能が散らばっていたり、複数アクションで操作するあたりが使いにくさを感じるのかもしれません。


デフォルトでは、日付ベースでiPhoneのカメラロールのように連なっています。
必要な単位に区切って、それだけを表示して欲しいニーズには対応できなさそう。


作成日やEXIFの日付から選ぶ機能は充実しているから、写真とかをターゲットにしているのかもしれません。


タグの他にフォルダ、アルバム、コレクションがありますが、差がわかりづらい・・・。


タグのAND検索は可能。


ソート順は、インポート日、名前、変更日、作成日、EXIFなど色々です。


検索条件は色、★評価、ファイル名などがありますが、クリックして別ウィンドウを開いて、そこからドラッグして設定したり回りくどいです。
やりたい機能はそれなりにあるが、使い勝手の面で使わなくなりました。

Eagle

最後に聞いたことなかったEagle(基板CADのEagleはわかる)ですが、これがもう大当たりでした!
やりたいことがほぼ全て叶い、動作もサクサクで快適です。
試用期間使い倒しますが、良さそうなので買います。

最高のタグ画像管理ソフト Eagleレビュー


Lightroomなどのように、最初にDBを作って、指定ディレクトリに格納していくタイプです。
関連付けで開きがちなビューワと違って、余計なものは登録されません。
適当にドロップすると、DBディレクトリに登録されていきます。

ファイル名は、内部で管理されていますが一見見えません。
重複していても全部同じファイル名でもOKで、ファイル名を意識せずに管理できます。
それでいて、検索、エクスポート、ソート条件ではちゃんとファイル名が生きています。
ファイラとかビューワでは実現が難しい、画像整理専用ソフトならではの機能です。


タグ管理が大前提になっていますが、タグ周りが特に秀逸です。
タグを大分類でグループ化できます。


タグ欄をクリックすると、グループ化したタグリストがパッと出てきます。
ドラッグやスクロールいらずで、ファイルをまとめて選択した状態でもOKなので軽快です。

  • ポチポチしていけばタグ付けできて、新しく入力して追加も可能。
  • 大分類でグルーピングできるので選びやすく、使わないものは閉じておくことも可能
  • 最近使ったタグ、タグ一覧からも指定可能

メインウィンドウから「タグなし」クリック一発でタグ未登録画像がリストアップできるので、ガバッと登録しておいて、後からタグ付与も可能です。


登録したタグは、AND/ORで検索できます。
微妙に日本語がおかしいですが、ルールの「任意」がOR、「すべて」がANDのようです。
クリックして絞り込んでいくと即座に反映されていきます。
フィルタリングが軽快で楽しいです。


AND検索してみたところ。



他のフィルタ条件は、色、フォルダ、★評価など複数の組み合わせができます。
ドラッグ操作や深く階層を潜ることなく、クリック一発でだいたいいけます。


タグと別に、擬似的にフォルダ構成も作れます。
フォルダ、スマートフォルダの2種類があります。

フォルダは、エクスプローラのように明示的に自分で作ったフォルダです。
エクスプローラからフォルダごと持ってくると、フォルダに入った状態で登録されます。
内部動作としては擬似的にフォルダを再現しているようで、1つの画像ファイルを複数のフォルダに重複させることもできます。
フォルダ分けは、タグ付けと同じように付け外しが自由で、ポチポチしていけばフォルダに入れられて、かつ×で後からフォルダ分けを外すことも可能です。


スマートフォルダは、フィルタ条件を指定すると動的に仕分けてくれるフォルダです。
例えば、「ネタ画像」かつ評価の高いものとか、特定条件をピックアップできます。
スマートフォルダは仮想フォルダみたいなものなので、スマートフォルダを削除しても、タグ付けを外した時と同じように元ファイルは維持されます。


その他、うれしい誤算の機能も多々あります。
タグを付けていくと、タグ分類が多すぎて辛くなってくることもありますが、後からタグをマージして、タグ付与済みのファイルにも一括反映させることができます。


ファイル名に関わらず、同一ファイルはインポート時に重複チェックがかかります。
それでもインポートが早い!


詳細パネルでファイル名と別に、メモ書きとURLが残せます。
テキストでの説明や、出典元のURLなどをメモしておけば検索で引っかけられます。


ファイル名を意識しなくても、エクスポートすれば元のファイル名が残ります。
エクスポートを選ばなくても、Eagleからエクスプローラ間でファイルのコピペが可能です。


DBはメニューから1クリックで切り替え可能。


特定のフォルダを監視しての自動インポート機能。



ホイールは、ACDSeeのように前後画像に移動したい、ズーム操作したいなどニーズがあると思います。
キーボード含め、だいたいの操作はカスタマイズが可能です。
ダブルクリック時に開くソフトも、関連付けに変更できます。


いらない項目を隠すことができます。
例えば、フィルタ条件で色は使わない、★評価をしないなど、使う項目だけ表示しておけばシンプルになります。
このあたりの使わないものを表示しない作りが上手く、スマートフォルダなどは一つもない場合は勝手に非表示になります。


ちなみに、ライブラリをどうやって管理しているかというと、ディレクトリ管理のようです。
DBを作ると、「DB名.library」ディレクトリが作成されます。


単純なハッシュではなさそうですが、1ファイルあたり1ディレクトリで格納されています。


ディレクトリの中には、元ファイルが元ファイル名のまま格納されています。
Eagleで色々付与したメタデータは、別ファイルになっています。
IPTCを書き換えたりするソフトだと元ファイルのメタ情報を書き換えますが、Eagleでは元ファイルは触りません。

色々試用して使い込んでみましたが、タグで画像管理するのであれば、Eagleが一番だと思います。
使いやすく直感でわかる操作性、軽快な動作速度、タグの付与やフィルタのしやすさはダントツです。
タグ管理式のナイスな画像管理ソフトとして一押しです。

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