スティック掃除機 Dyson Digital slimを購入

家電製品
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スティック掃除機が欲しい

ここだけ掃除したい、階段だけ掃除したいとか、コードレスのスティック掃除機があれば便利だなと思い始めました。

元々はコードレス掃除機は大嫌いで、かつサイクロンより紙パック派なので、紙パック式のキャニスター掃除機を持っています。
しかし、気になったところだけ掃除するケースが大半で、ちょっとしたことで掃除機を出してくるのは面倒です。

  • ガッツリ掃除する時や、吸引力が必要な時などは紙パック式のキャニスター掃除機
  • 普段使いやちょっとした掃除には、コードレスのスティック掃除機

紙パック式のキャニスター掃除機+コードレスのスティック掃除機の併用が最強ではないか。
コロナ過で家にいることも増えており、思い切ってスティック掃除機を買うことにしました。

どれにするか

所望の仕様

目的上、さっと使えて利便性が良く、片付けなくても良いことが必要です。
充電式だとどうしてもパワーに制約がありますが、現実的にサイクロン式から選びます。
ラインナップや吸引性能の持続性などですが、布袋式などでは手間なので。

  • 普段使う状態で、質量が2kg以下であること
  • 最低30分は使用できること
  • 充電スタンドがあること
  • ゴミ捨て、手入れが容易であること
  • 吸引力や集じん容量が実用的であること
  • フィルタ付きだが、フィルタの目詰まりがしにくいこと
    (あくまでもフィルタは歯止めで、遠心分離で大部分のゴミが仕分けできること)

本当は、ティッシュとかを誤って吸っても問題ないことも求めたかったのですが、対応できるモデルがほぼないため諦めました。
吸引力の少なさのカバー、遠心分離の加速のためだと思いますが、パイプや流入孔が細いものばかりで、ティッシュを吸わせると詰まります。

候補

スティック掃除機といえば、最近はDysonが有名です。
Dyson のスティック掃除機の評判は知っていましたが、正直あまり選びたくありません。
物は悪くないにせよ、イメージや色使い、耐久性やサポートで何となく避けたいところです。

国内メーカは日本製のものも用意されていて、ラインナップも結構あるので候補を絞り込んでみました。
マキタのハンディタイプや、HiKOKIで新しく発売したサイクロン式も気にはなるものの、フローリングがメインなので除外しました。
三菱電機はスタンド付きで付け外しも結構良く、モータ回転数も高くブラシも結構良さそうですが、実売6万円以上で高くデザインも微妙です。三菱電機の掃除機は早期に故障することが相次いだため、品質的にも一旦除外しておきます。

メーカ型番質量集塵容量使用時間フィルタスタンド実売
日立PV-BL20G1.3kg0.15L30分Pre+Post×\36000
PV-BH900H1.9kg0.25L40分Pre+Post\52000
PanasonicMC-SBU530J2.4kg0.1L25分なし×\35000
MC-SB51J1.6kg0.15L22分Pre+Post×\40000
MC-SBU840K2.6kg0.2L30分Pre+Post\74000
DysonDigital slim1.9kg0.3L25分Pre+Post\60000

スティック掃除機は、吸込仕事率などのスペックを真面目に開示しているメーカが少ないです。
吸込仕事率はヘッドを含まないので、吸引力をヘッドでカバーすることもできますが、カタログスペック上で劣るから書きにくいのですかね。
実際に試して、根本的にだめそうなものは外しました。

スペックを調べたり、現物を見た方が良いだろうと家電店で試用してみると、国内メーカ製の製品は予想外にどれもイマイチです。

まず質量ですが、キャニスター式が2kg前半くらいの軽量タイプが揃ってきている中、2kg以上あるものが結構あります。スティック掃除機のメリットは何やねん。
バッテリが重いこと、吸引力はモータの出力にある程度比例するであろうことは理解しますが。

次に、集じん容量が小さい物ばかりで実用性に乏しい。
集じん容量が0.1Lのタイプに綿埃を吸わせると、あっという間に限界が来ます。

また、プリーツフィルタがすぐ詰まること。
騒音や連続運転時間の関係か、恐らく遠心分離だけでなくフィルタを使うことも前提になっているようで、手入れが毎回必須になっているものが大半です。
安全マージンを見越して毎回に設定したのかと思いきや、砂埃や重曹、コーヒー粉などを吸わせると一瞬で詰まるため、本当に毎回掃除しないと吸引力が使い物にならなくなります。
掃除の手間が面倒だから掃除機を使うのに、掃除機を使った後で毎回掃除機を掃除しないといけないのはふざけています。

ここまでは技術的に仕方ないところもあると思いますが、残念なのはスタンドです。
個人的には、スティック掃除機にはスタンドが付属していて、使う時はスタンドから取り外すだけ、使い終わったらスタンドに置くだけで充電して待機しているのが当たり前だと思っていました。
コードレスのスティック掃除機のメリットは、さっと使えて便利なことです。
せっかくキャニスター掃除機にない魅力があるのに、大半の機種はスタンドすら付属せず、ACアダプタのコネクタを毎回繋いで充電しなければいけません。
こんな不安定なものを毎回壁に立てかけるか床に転がしたまま充電しろと?

スティック掃除機のメリットをスポイルしているようにか感じません。

フィルターレスであるMC-SBU530Jは、遠心分離の作りが良いのかと思い期待していましたが、実態は単にフィルタを外しただけで遠心分離の性能が全く足りていないように感じました。
展示品で唯一排気が凄く臭く、指で拭ってみるとサイクロン筒の出口から排気口の縁までもキメの細かいホコリが・・・。

結局、あまり買いたくなかった Dyson digital slim を試用すると、性能はほぼ理想通りでした。
使い勝手も良く、悩んだ末に買いました。

Dysonより重く、性能・仕様や手入れなどもイマイチなのに価格が高い国内メーカ製品は、何を考えているんですかね。
大変残念ですが、国内メーカの設計者に自分が客の立場なら買うのか?を問い詰めたいところです。
少なくとも、私はお金を出して買いたいものは一つもありませんでした。

買いました


化粧箱はフルカラーです。


開けてみたところ。


結構めんどくさい梱包になっています。
開梱や再梱包はかなり面倒で、機械に弱い主婦の方とかのことはあまり考えていないですね。
理系の人であれば全く困らないと思いますが・・・。


各部品がそれぞれ箱に入っていています。
ひょっとしたら、グレードによって詰めるものを変更できるようにしているのかもしれません。

三菱電機の掃除機など日本メーカ勢だと、「お買い上げありがとうございます」とか内容物一覧の印刷があったり、再梱包が簡単で、再梱包のやり方まで書いてあったりします。
餅つき器とかならまだしも、掃除機を箱に戻すことがどれだけあるかは別ですが。

思想は結構違うようです。
Dysonはブランドイメージを高くしたいのかと思っていましたが、Appleとかとは方向性が違いますね。
化粧箱を見ると外観は小綺麗にまとめて美しいものの中は拘りを感じず、デザインを美しくするのは見えるところだけな感じ。


こういうところはイギリスの物づくり感があります。(イギリス製じゃないけど)


ウエルドライン、ひけなど、樹脂成形の駄目な例の教科書があったら載りそうなレベルで品質はイマイチです。

感想

はっきり言って、作りや品質面を見ると雑です。
樹脂や製品の表面を見た感じだけだと、粗悪な感じも受けます。
しかしながら、「充電式スティック掃除機」の機能面を見ると、非常に良くできています。

ヘッドがない単体では、一般的なキャニスター掃除機と比べると吸引能力は比較にならないほど低いです。
Dysonは、ヘッドの作りで吸引能力の低さをカバーする作りが上手いと思います。
デフォルトのフラフィヘッドは毛がらみほぼなく、一般的なブラシではなく密着性が良くなっています。

普通のヘッドであればやや浮いていて、主に吸引力でホコリを吸い上げます。
吸引力が低いと取りこぼしてしまいますが、フラフィヘッドでは細かい物を拭き上げて、拭き上げたホコリなどを吸い込むイメージです。
密着性が高く、ヘッドとブラシのクリアランスが狭いために見かけの吸引力が上がったように感じます。
フローリングとの相性は良く、フローリングのホコリや髪の毛を掃除する場合は、一般的な掃除機よりも綺麗になると思います。

ただし、各所を狭くして風速を稼いでいると思われ、ポテチの欠片、ティッシュ片、レシートなどの丸まった物など大きいものは詰まるため吸えません。
クイックルワイパーを掃除機化したような用途など、日常的な軽い掃除であれば全く問題ありません。

吸引の強さは3つありますが、エコモードは弱すぎるので中をメインで使うことになると思います。
運転時間は、新品の状態でおおよそ30分弱、あとは経年でどのくらい劣化するか。

ゴミ捨ては、日本メーカ勢のカップを外すタイプと違い、ガバッと飛び出すタイプなのでゴミは舞い上がります。
使い勝手は良いですが、人によっては嫌な方もいると思います。
フラフィヘッドの毛がらみのなさは本当ですが、軸の部分に結構髪の毛が絡まるのでこまめに掃除しないと駄目です。

色々使ってみると、簡単にさっと使ってそのまま収納し、そこそこ吸引力があります。
その点はとても良いスティック掃除機で、機能面だけ見ると日本メーカ勢でここまでバランスが良いものは見当たりません。
しかし、色々と雑で大雑把なところもあるので、いろいろな意味で外国の製品であることを良く認識した上で検討した方がいいと思います。

色使いがひどく嫌悪感はありますが、日本受けしそうな白、グレー、ベージュあたりを投入したら、国内メーカ勢は危ない気もしますね。

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